帰ってきた【こだま日記】

100kmマラソンで世界一を目指すランナー児玉雄介のブログです。

vol.15 マスクラン検証

 

 新型コロナウイルスの影響により、マスクを着用してのランニングが半ば義務付けられています。私もマスクを着用してジョグをしています。マスクと一口に言っても色々と種類があるので、呼吸の辛さ、着け心地等を検証してみました。尚、このブログ記事は、ランニング時のマスク着用を強制するものではありません。

 

目次

 

種類

 ・不織布マスク

 ・布マスク(アベノマスク)

 ・フェイスカバー(厳密にいうとマスクではない)

 大きく分けるとこの3つになります。

 不織布マスクは、現在の世の中で主流のマスクです。大半が使い捨てです。このマスクは、ヒダが下に向くように着けるのが正確な着け方とのことです。

 布マスクは、不織布マスクが世に広まる前に主流だったマスクです。新型コロナウイルスが広がる前で、若い世代が着用しているのは皆無に近い状態でした。しかし、不織布マスクが不足したこと、政府が布のマスクを配ることとなったため、再び脚光を浴びることになりました。洗えば何回でも使用できるのがメリットです。

 フェイスカバーは、厳密にいえばマスクではないのですが、マスクをつけて走ることに抵抗のあったり、ファッション性を求めるランナーを中心に着用が増えています。BUFF(バフ)と呼ばれるものが一般的であり、デザインにもバリエーションがたくさんあります。単価は高めです。

 

見た目

 ・不織布

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 ・布

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 ・フェイスカバー

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 ※これはBUFFではありません。

着け心地

 ・不織布

 サラッとしていて着け慣れていますので、問題はありません。

 ・布

 綿独特のゴワついた感触と重みがあります。付けていると体温で熱を持ってきます。

 ・フェイスカバー

 サラサラのポリエステル生地なので、着け心地は快適です。飛沫防止の観点から言うと良くないのですが、鼻と口に通気口があるので息苦しさはありません。

 

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走ってみて

 ・不織布

 走っていても不織布独特の臭いが気になることがあります。また汗で濡れてくると張り付いて口を塞ぐようになってしまうので、息苦しくなります。走行中にマスクが乾くことはないので、楽になることはありません。三種類の中でも抜群の軽さです。

 ・布

 重みと熱を感じることはありますが快適に走れます。汗をかいて濡れてしまっても、口に張り付いて息苦しくなるようなことはありません。しかし、あまりない状況ですが、土砂降りに遭遇したりしてビショビショになると完全に口を塞ぎ、とても苦しくなります。

 ・フェイスカバー

 鼻と口に通気口があるので、通常時に近い状態で走れます。汗に濡れてもサラサラです。ただし、後頭部で留めて着用するタイプなので、長時間走っているとズレ落ちてくることがあります。また、飛沫防止にはあまり意味がないので、あくまで『周囲に気を配って走っている』ということをアピールする、パフォーマンス的なツールです。

 

最後に

  私は主に布マスクをメインに使用しています。理由は不織布だと一回使用したら捨てなくてはならないためです。布は重みと熱を持つことは懸念点ではありますが、洗濯して何度も使用できる点が優れています。呼吸もしやすいです。人が多い所(河川敷等)を通る時はフェイスカバーの下に布マスクを着けて走ったりしています。

 ただし私の住んでいる周辺はあまりマスクを着用して走っているランナーはいません。マスクを顎の下にして、すれ違う時だけ口元に持ってくる方もいます。屋外では感染事例がないことから、飛沫防止というよりは『対策をして走っています』というアピールするための道具になっていると感じます。

 屋外の散歩やジョギングは問題ない、という政府の見解がいつの間にか捻じ曲がってしまいました。一日でも早く何も気にせず、好きなだけ走れる日が戻ってくることを願うばかりです。

 

 

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