帰ってきた【こだま日記】

100kmマラソンで世界一を目指すランナー児玉雄介のブログです。

vol.16 東京マラソン エリートの部レビュー

 

 東京マラソンのエリートの部レビューを行います。初めに言っておきますが、写真はほとんどありません。想像を膨らませてご覧ください。尚、私東京マラソンは一般で4回、エリートで6回の出場経験がありますので、どちらの気持ちもわかります。

初めて出場資格を満たした方、エリート出場を目指している方はご参考いただければと存じます。

※以下、例年の動きです。その年ごとに微妙にディティールが変わることがあります。

 

目次

 

 

出場資格

 ・男子2時間21分以内、女子2時間52分以内 ※3年以内のタイム

 かなりの狭き門です。日本のみならず、世界トップクラスのレベルの高さです。招待選手以外で出場する海外の選手はほとんどいません。ちなみにサブスリーの割合が全ランナーの4%とのことです。2時間21分切りだと、0.1%もいないでしょう。更に男子は、2時間20分を切っていないとエントリーから漏れるようになりました(希望すれば準エリートで出走可)。

 

エントリー

 12月にエリートの申込が始まります。まず東京マラソン事務局に出場希望の旨のメールを送り、返信されたエントリーシートに必要事項を記入し、また事務局にメールをするといった流れになります。同時にエントリー費の振込を行います。参加費は一般と同様です。昔は半額だったのですが、いつの間にか同じになりました。1月半ばの招待選手発表と共にエリート選手も発表となります。

 

前日受付

 前日受付のみとなっています。場所は新宿の京王プラザホテル特設コーナーです。

事前送付された受付票を提出します。そこで、ナンバーカード、ADカード(通行証)、参加賞、給水ボトル貼付けラベル、給水内容物記入用紙、手荷物入れ袋等を受け取ります。

 

当日の動き

 

給水ボトル提出

 まず受付と同じ場所へ行き、給水ボトルと内容物記入用紙を提出します。係員の方が確かめながら、5km毎に区切られたボックスの中に入れていきます。数分で終わります。

 

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待機場所へ

 招待・エリート選手の待機場所になっている都庁一階へ向かいます。ADカードを見せれば、開門前でも一般選手の手荷物確認所を通過することができます。

 都庁一階全体が待機場所なのですが、海外招待選手が普通にいます。

 

第一点呼

 ユニフォーム・シューズチェックと同時に点呼があります。ユニフォームは規定に反しているとテープを貼られることがあります。一か所しか受付場所がないので余裕を持って行ってください。ポカリスウェットのミニボトルがもらえます。

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ウォーミングアップ

 スタート地点のコース上をアップで走ることができます。ADカードがなければ入れませんのでお忘れなく。片道200mくらいの直線路を往復します。海外勢(特にアフリカ勢)はアップで走るスピードがかなり遅く(しかも複数人で談笑しながらアップをする選手多数)、日本人は速い点が毎年興味深いです。

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最終点呼・荷物預け

 ユニフォームに着替え、荷物を預けます。その後に最終点呼があります。点呼後は結構時間が空きますので、ここで気持ちを落ち着けると良いです。

 

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スタート地点へ①

 都庁を出て、スタート地点に向かいます。まだ並ばず、手前の階段で待機します。ここで最後のトイレに行くことができますので安心です。一般選手はスタート地点に並んでいますので誰もトイレは並んでいません。

 

スタート地点へ②

 ユニフォーム姿になり、スタート地点に並びます。直前までジャージ等を着ていられますので寒い思いはしなくて済みます。その際ナンバーカードが印字されたシールを貼っておくのを忘れずに。

 

スタート

 号砲前に一般の選手(準エリート)が前に詰めてきます。ここでかなりギュウギュウになりますので、スタート後に足が絡まったりして転倒しないように気を付けてください。

 

給水

 ナンバーカード末尾の番号のテーブルに自分の給水が置かれています。しっかり目印をつけておかないと取るのに大変な思いをしたり、取れなかったりするかもしれません。私は何度か『どれが自分のだ?』と思いながら通過して取れなかったことが数回あります。

 各テーブルにいるスタッフが自分のボトルを前に出してくれたりすることもあります。

 

ゴール

 ゴール後は、日比谷公園ではなく、丸の内ビルに向かいます。そこに控室があり、荷物を受け取ることができます。ポカリスウェットやカロリーメイト、フィニッシャーズタオルと完走メダル等をもらえます。海外招待選手はここにはいません。帰る準備ができたら、自分のタイミングで帰ることができます。

 

途中棄権した場合

 2019年大会に15km地点で途中棄権したことがあります。ペース走で参加していた吉田香織選手と一緒にコースアウトしたのですが、収用車がどこにあるのかわからなかったため、2kmぐらい更に走って、救護所でどうすれば良いか聞きました。待っていると、ミニバンに乗せられ、ゴールに向かうバスがたくさん停まっているところまで行きました。ここからバスに乗り込んだのですが、車内が満員にならないと発車しないため、とても待ちました。レースで日本人トップ選手がゴールするまで待ちました。バスはゴールに向かいますが、一般選手用の手荷物受取所に近い所、すなわちエリート選手がゴール後に行くビルとは遠い所に降ろされますので注意が必要です。どうすれば良いかはひたすら警備員やスタッフに尋ねてください。

 

最後に

 私はフルマラソンを走り始めてから、東京マラソンのエリートの部で走ることを一つの目標にしてきました。09年、10年、12年、13年は一般の部で出場したことがあるので、事前受付や当日の流れ、スタートの1時間くらい前から並ぶキツさは経験しています。14年に初めてエリート選手一覧に自分の名前があった時はとても嬉しかったのを今でも覚えています。最近は悔しい思いをしてばかりですが、エントリーに必要なタイムを出すというある種ネガティブな発想ではなく、大幅自己ベストを狙って鍛練していきたいです。

 

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